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3Dプリント原価の5要素
「フィラメント代だけ」で販売価格を決めると、長時間造形や失敗再印刷のコストを見落とします。
1. 材料費
スプール価格を正味重量で割り、実際の使用重量を掛けます。サポート材やパージ量も使用量に含めると実態へ近づきます。
2. 電気代
平均消費電力(kW)× 印刷時間 × 電気単価です。定格Wではなく実測平均が望ましいです。
3. 機械時間費
プリンター本体や保守費を、販売のために想定する総稼働時間へ配賦します。これは税務上の減価償却ではなく、価格決定のための管理会計上の考え方です。
4. 作業費
スライス、着脱、後処理、梱包など、人が拘束される時間を含めます。印刷中に常時見張らないなら、印刷時間そのものを人件費へ含める必要はありません。
5. 失敗・販売コスト
再印刷率、販売プラットフォーム手数料、決済費、梱包材などです。失敗率は成功品1個を得るまでの期待試行回数へ変換すると扱いやすくなります。